雑記 大道芸クラブ概略

 期末考査が近いので、今週はクラブ活動無し。なので、活動日誌代わりの本ブログも更新無し。この隙を突いて益体もないようなことを書き散らすことにする。

 

 今回は、そもそも大道芸クラブとは何ぞやと云うことに就いて書いてみようかと思う。

 我がクラブには、ジャグリング・占術・哲学・芸術・民俗学・家政学の6部門が存在する(ことになっている)。この内、哲学・民俗学・家政学の3部門は占術部門から、芸術部門はジャグリング部門から分離独立したものであり、クラブ発足当初はジャグリング・占術の2部門体制で、表現系統の活動をジャグリング部門が、研究系統の活動と事務全般を占術部門が担当する、という形であった。で、この2部門は、ジャグリング同好会、占術研究会という独立した2つの非公認サークルだったのである。これを統合し、大道芸クラブとして発足させたのが初代部長の拾い絵君である。

 

 初代・拾い絵君は部員の活動を制限することを好まず、むしろ部員がそれぞれ固有スキルを有する、という状態を目指した。そして、それらのスキルを持ち寄って皆で新しい何かを成す、というのが彼の当初の理想であった。現在のクラブの理念である、「為したい者が為したい事を為したい時に為したい様に為したい故に為す」という5W1Hオールフリー主義は、彼が掲げた理念を継承したものである。

 

 だから、部名こそ大道芸クラブと銘打っているが、部員の活動内容はストリートパフォーマンスに限定されない。小説を書いてもいいし、漬物の極限を目指してもいい。円周率1万桁暗誦でもドミノ倒し世界記録挑戦でも、各自が情熱を傾けて為し得ることなら、公序良俗と規則法令に反さない限り、何をしたって構わない。部員がそれぞれの道を拓き歩み続ければ、それらはいずれ大成し、多くの人々をして感嘆させ感動せしめる技芸と成り得る。これが、我がクラブが発足より掲げ、目指してきた大道芸である。

 

 大学を卒業して社会に出た後は、会社なり家庭なりに縛られ、好きなことを好きなようにすることは難しくなるであろう。大学生活とは、有り余る時間と若さを何かに全力でぶつけ得る最後のチャンスである。我がクラブは、部員がかかるチャンスを利用して何かを為すことを全力で応援するものである。

 また、何かしたいのに何をしたいのか分からない、という学生が、その何かを見つけることを支援するのも、我がクラブの得意とするところである。先人が為した成果が、或いは何かを目指した足跡が、我がクラブには大いに蓄積されている。それらは後続者による継承を、完成を、洗練を、発展を待ち続けている。各位はそこから興味のあることを見つけてその道を歩み、或いは新たな道を拓かれるがよい。

 

 何かを為そうとする者の互助の場、それが我が大道芸クラブである。

 

 

 以上、長々とクラブの縁起由来書きを書いてみた。なぜこんなことを書いたかと言えば、それは勿論そろそろ入試シーズンだからである。このシーズンにこのブログを読んでいる者の何割かは富大の新入生であろう。その彼らにアピールするために書かれたのが本記事である。彼らに興味を持ってもらえれば幸いである。

 

 さあ、来たれ新入生諸君。我がクラブの門戸は諸君らの可能性を受け入れるため、常に開かれている。

 

十薬庵

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コメント: 1
  • #1

    清水 (火曜日, 29 1月 2013 21:53)

    ご苦労様です。十薬庵は仕事が早い!
    みんな、単位を落とさないように頑張れ!(僕も・・・・・・・頑張ろう)