最初は、ディアボロの基礎知識からです。まずは、ディアボロの各部パーツの名称を覚えましょう。
-
アクセル(ベアリング)※:ディアボロの中心部。ストリングを受ける部分。ここの摩擦力がディアボロを回す際の鍵を握る。最近では、その重要性から様々な種類のアクセルが開発されている。以下、一部紹介する。
アルミアクセル
→軽いが、滑りやすい。そのため、摩擦力が小さく、絡まりにくい。
ステンレスアクセル
→重い。クロムメッキを施してあり、適度な摩擦力がある。耐久性に優れる。
新ハイブリッドアクセル
→対紐接触部(中心部)はステンレス製、その外側はアルミ製になっており、ステンレスアクセルとアルミアクセルの良い点を合わせたもの。軽く、適度な摩擦力、耐久性をもつ。
回転ベアリングアクセル
→ワンウェイクラッチベアリング(ある回転方向のみ、空回りする仕組みになっている。)搭載。重いが、ディアボロの回転力保持に有効。エレベーター等の技はできない。
-
ボルト(アクセル)※:ディアボロの中心軸。これでディアボロの各パーツを一列につなぐ。ノーマル用と、回転ベアリングアクセル用がある。
-
インナー:アクセルとカップの間で、つなぎの役割を果たすプラスチック製のもの。ここに、ストリングをあてることにより、回転しているディアボロの向き・傾き修正ができる。ディアボロの種類によって大きさは様々だが、インナーの大きさが大きいと、ストリングによる傾き直しが比較的やりやすい。
-
カップ:ディアボロの全パーツの中で一番大きなパーツ。お椀の形を呈しており、プラスチック製。これも、ディアボロの種類によって様々ある。
-
ワッシャー:カップとナットの間にかます、散力具。ナットの締め付ける力がワッシャー全体に分散し、広い範囲で締め付ける力が働く。最近では、様々なワッシャーが開発されており、プラスチックワッシャー、メタルワッシャー、カーボンワッシャーなどがある。ディアボロの重さと安定力に関係してくるパーツである。
-
ナット:ディアボロを左右から締め付け、固定するもの。ディアボロの軸で あるボルトに接続する。
※アクセルとボルトに関して
アクセルとボルトという組み合わせで用語として使うこともあれば、ベアリングとアクセルという組み合わせで用語として使われることもあります。
スティックとストリングに関しても、近年開発が進み、多様化してきていますので、自分の使いやすいものを使うと良いでしょう。