アイドリング

何はともあれ、デビルスティックの基本技。説明は簡単。HS(ハンドスティック)二本を手に持って、その間にCS(センタースティック)を用意します。後はHSで交互にCSを弾いちゃってください。CSが浮いてきて、地面に落ちないようになったら完成です。

こつは、CSがHSにヒットする瞬間少しHSを引いて、CSの勢いを消すことです。勢いが消えたCSを今度は押し出すイメージです。(簡単なバージョンもあるのですが敢えて割愛)

 

この説明ではさっぱりわからないですって? そんな人は動画検索してみてください。

 

@目標期間;1週間‼

ハーフフリップ

はい、次の技です。アイドリングはもう完成しましたか?

右、左、右....と30回は欲しいですね。そんな貴方だけに伝えたい。

 

ハーフフリップとはアイドリング状態のCSに半回転を与える技です。アイドリングの時よりも強い力をもってCSを弾くべし。始めのうちは連続でやらないで、一回、二回、三回・・・と段々回数を増やしていきましょー。

もしこの時強く弾きすぎるとCSが一回転します。これがフルフリップ。これは初心者にはち~とばかり難しいですから、後々....。

 

@目標期間はアイドリング完成から;1週間

ヘリコプター

「ハーフフリップが出来ない~」

そんな貴方に朗報です。ハーフフリップは休憩! 今度はヘリコプターに手を出してみませんか? ヘリコプターとは、アイドリング状態のCSを横向きに傾けてしまおうという変な(?)技です。

 

はい、まずはアイドリングをしましょう。まさか まだアイドリング出来ないとか言いませんよね? そんな人はもうこの先読んでも仕方無いです。最初の所に戻ってください。

では、いよいよ傾けていきます。右利きの人の場合、まずは右のHSでCSを押す時前に押し出すように弾いてください。CSが左のHSに触れた時手前に引き寄せるように弾いてください。これをずっと繰り返せば...ほらっ、ヘリコプターの完成だ‼

(左利きの人の場合HSの役を入れ替えて考えてみてください。回転の向きは右回転になります。)

 

@目標期間;1~2週間

上から見た図
上から見た図

プロペラ

ここまで読んできて分かったでしょうか?アイドリング 早く完成させてください。

この技に関していえば、確かにアイドリングは直接必要になりません。よくいるんです、アイドリングも出来ないのに簡単そうだと言ってやたらとこの技を突然やりたがるような人...。しかし、長期的にデビルスティックをやりたいというのであれば、それは言語道断でございます。アイドリングは全ての基礎です。

 

・・・プロペラはCSをHSに対して垂直な面に沿って回転させるという、初心者にとって最初の難関とされる技です。原理が簡単である分、習得には骨が折れます。この技は回転の向きによって正回転・逆回転があります。人それぞれではあるかと思いますが、正・逆に関しては自分の基準で話させていただきます。

まずは右HSによる正回転を練習しましょう。正回転とは、ここでは時計回りとします。プロペラはただひたすらに練習するしかありません。ただ、これだけではどうしようもないので、練習法を紹介することにします。まずはアイドリング、右、左、右...とCSが右HSに来た途端、CSの中心部よりやや下半分にずれた位置を押し上げ、気持ち持ち上げるような感じです。始めはその一回転だけで構いません。段々数を増やしてまずは10回連続で出来るようになりましょう。次は30回、最終的には右正回転→右逆回転→左逆回転→左正回転それぞれ100回転ずつ、計400回転できるようになりましょう。100回転出来てその向きは完成と言えます。(因みにこの順番は右利きの自分が習得した順番です)

ここまで出来ればもう初心者とは呼ばせません‼

 

@初めての右正回転(左正回転)の目標期間;1ヵ月

@他の腕・回転の目標期間;たくさん(取りあえず100/400出来ていれば宜しい)

正面から見た図
正面から見た図

ソー

さぁ、いよいよ基礎編最後の種目(たぶん)、ソーを習得する時が来ました。

 

このソーという技は、どっかしらの技と同じようにCSに回転を与える技です。では、それらと比べて何が違うのでしょう? 図の番号と下記を参照してみると分かるでしょう。

1, xy平面に沿うようにCSが回転=プロペラ

2, xz平面に沿うようにCSが回転=ヘリコプター

3, yz平面に沿うようにCSが回転=ソー

 

即ち、このソーという技は演者から見て縦方向にCSを回転させるという独特な技という事になります。やり方は動画で確認!

*図の右下の番号が幾つかおかしくなっているようですが、何となく見るべき順番は理解できると思います。一応注意してください。